2013年09月10日

逃走車

〈2013年映画感想14本目〉
逃走車
VEHICLE 19
2013年 アメリカ 85分
監督:ムクンダ・デュウィル
脚本:ムクンダ・デュウィル
配給:アスミック・エース
出演:ポール・ウォーカー,ナイマ・マクリーン,ツシェポ・マセコ,ジス・デ・ヴィリアーズ

 〈ワイルド・スピード〉シリーズで主演を務めるポール・ウォーカーが制作総指揮を執ったカー・アクション映画。ポール・ウォーカー本人が主役のマイケルを演じます。随所に〈ワイルド・スピード〉らしさも感じますが,流石にあそこまで荒唐無稽で外連味に満ちたカー・アクションではありません。とは言え,勿論派手なカー・アクションを堪能できるのも事実。物語はミステリィ仕立てで進むのが個人的には大変に好み。舞台が犯罪都市ヨハネスブルクということで如何なる事態が起きても不思議ではないという気分にさせられます。別れた妻に逢う為に借りたレンタカーの中で不審な携帯電話や拳銃,果ては縛られた女性を発見するという導入部分が既に魅力的。重大事件の証人であるその女性レイチェルとともに謎の襲撃者から逃れる為に見ず知らずの街を疾走するマイケルの姿は素直に格好いいです。ポール・ウォーカーの精悍な顔立ちがたまらないのよね。事件の黒幕及びその真相は王道というか典型的に過ぎるきらいはありますが,娯楽映画としての見せ方は充分に満足でした。全篇が車載カメラからの撮影という独自性も良い方向に作用していました。その迫力は圧巻であり,一見の価値があります。何よりも主役のポール・ウォーカーの格好良さが素晴らしい。鑑賞後に何かが心に残る種の作品ではありませんが,娯楽映画として楽しむ分には優れた作品に思えます。
posted by 森山 樹 at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)