2013年09月17日

ジャックと天空の巨人

〈2013年映画感想16本目〉

ジャックと天空の巨人
Jack the Giant Slayer
2013年 アメリカ 114分
監督:ブライアン・シンガー
脚本:ダレン・レムケ,クリストファー・マッカリー,ダン・スタッドニー
配給:ワーナー・ブラザーズ
出演:ニコラス・ホルト,エレノア・トムリンソン,ユアン・マクレガー,スタンリー・トゥッチ,エディ・マーサン,ユエン・ブレムナー,イアン・マクシェーン,ラルフ・ブラウン,ビル・ナイ,ジョン・カーサー

 イギリス民話「ジャックと豆の木」及び「巨人退治のジャック」を基にしたファンタジィ・アクション映画。神話や伝承,民話,童話,児童文学を原作とした類の映画は大好物なだけに心行くまで堪能しました。膂力では到底敵わない巨人を相手にジャックを始めとする人間たちが知恵と勇気を駆使して戦う様は王道ながらも素敵。宿敵となる双頭の巨人ファロン将軍を打ち滅ぼす手段も容易に想像出来るもののそこに到る過程が丁寧に描かれているので然程不自然さは感じませんでした。天空から巨人たちが攻めて来た時の絶望感も実に素晴らしい。愚鈍ながらも圧倒的に強力な存在として巨人を描いているのが好みであります。ニコラス・ホルト演じるジャックやエレノア・トムリンソンの演じるイザベル姫も悪くないのですが,個人的にはユアン・マクレガーのエルモントの存在感が光りました。笑いを誘う中に大人として軍人としてジャックやイザベル姫を導く彼の格好良さがたまりません。これは吹替えを担当した森川智之による演技も大きい筈。上映の関係上,字幕版ではなく吹替え版の鑑賞を余儀なくされたのですが,それ程違和感なく楽しめたように思います。但し,巨人側の声を担当するのが吉本芸人というのにはいささか閉口しましたが。やはり,専門の声優を起用して欲しいものです。全体的に娯楽映画としては充分に満足でありました。物語もアクションも素直に楽しめる作品であると思います。
posted by 森山 樹 at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)