2013年10月07日

モネ・ゲーム

〈2013年映画感想23本目〉


モネ・ゲーム
Gambit
2013年 イギリス/アメリカ 89分
監督:マイケル・ホフマン
脚本:ジョエル・コーエン,イーサン・コーエン
配給:ギャガ
出演:コリン・ファース,キャメロン・ディアス,アラン・リックマン,スタンリー・トゥッチ,トム・コートネイ,クロリス・リーチマン

 1966年に公開された映画『泥棒貴族』のリメイク作品。勿論,原作というか元作品を鑑賞したことはありません。所謂,コン・ゲームと呼ばれる詐欺行為を題材とした犯罪映画ということになりますが,ヒロインがキャメロン・ディアスということからも分かるように喜劇調の楽しい作品に仕上がっています。世間的な評価は芳しくなかったようですが個人的には割と楽しめた映画でした。鑑賞前の期待がそれ程高くなかった分,良い意味で裏切られたように思います。何と言っても,キャメロン・ディアスの魅力が満載で実に嬉しい。改めて見ると年を取ったなあと感じますが,それがかえって魅力を高めているように思えるのが不思議。如何にも頭の悪いアメリカ人女性を演じさせたら,この人の右に出る人はそうはいないように思います。悪知恵はそれなりに働くものの大胆さと機転に欠ける詐欺師役のコリン・ファースとの相性も抜群に楽しかった。物語はコリン・ファース演じるハリーがメディア王シャバンダーからモネの「積み藁」の贋作を利用して大金をせしめるまでを描く典型的なコン・ゲーム。御都合主義的な展開も含めて娯楽作品として十分な出来でありました。コン・ゲームらしく最終盤の大逆転劇も予想はつくものの予定調和として楽しめます。肩の力を抜いて気楽に鑑賞出来るという意味においては全く問題ない作品でありました。
posted by 森山 樹 at 21:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)