2013年11月17日

劇場版仮面ライダーウィザード

〈2013年映画感想37本目〉


劇場版仮面ライダーウィザード
2013年 日本 62分
監督:中澤祥次郎
脚本:香村純子
配給:東映
出演:白石隼也,奥仲真琴,戸塚純貴,高山侑子,永瀬匡,小倉久寛,忍成修吾,陣内孝則

 9月までTV放映されていた特撮番組『仮面ライダーウィザード』の劇場版作品です。今作はあくまでも『仮面ライダーウィザード』の劇場版ということで他の特撮番組からの客演がないのは素直に嬉しい。やはり,『仮面ライダーウィザード』は『仮面ライダーウィザード』としての単独作品で楽しみたいのです。お祭り作品としての〈仮面ライダー〉や〈スーパー戦隊〉との交流を否定するわけではないですけれどね。劇場版ということで普段の戦いとは異なり,住民全てが魔力を有する並行世界が今作の舞台となります。本篇では変身する機会のなかった瞬平や凛子が仮面ライダーに変身するのは素直に楽しい。その一方で晴人と共に元の世界から並行世界に迷い込んだコヨミは変身しないのは残念でありました。また劇場版独自の仮面ライダーとして仮面ライダーソーサラーが登場。陣内孝則演じるオーマ大臣の不穏な演技と相まって不気味な存在感を漂わせています。勿論,仮面ライダービーストも登場。本篇とはまた違った立ち位置で楽しませてくれるのが嬉しい。ファントム側ではメデューサ,フェニックス,グレムリンが登場しますが端役止まりといった印象は否めず。尤も,久々に姿を見せたフェニックスが懐かしく思えました。物語としては可もなく不可もなくといった印象かなあ。魔力に欠けるマヤ大王の悩みに付け込んだオーマ大臣の野心という軸も含めて王道展開であります。全てが丸く収まった結末は素直に好みかな。あくまでも番外篇という本来の立ち位置である劇場版に相応しい作品でありました。
posted by 森山 樹 at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)