2013年10月13日

オブリビオン

〈2013年映画感想25本目〉


オブリビオン
OBIVION
2013年 アメリカ/ロシア 124分
監督:ジョセフ・コシンスキー
脚本:ジョセフ・コシンスキー,カール・ガイダシェク,マイケル・アーント
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ/東宝東和
出演トム・クルーズ,オルガ・キュリレンコ,アンドレア・ライズボロー,モーガン・フリーマン,メリッサ・レオ,ニコライ・コスター=ワルドー,ゾーイ・ベル

 異星人との戦いで荒廃した地球を舞台としたSF映画。人類の大半が既に土星の衛星タイタンに移住し,地球上には監視する役を担ったふたりしか存在しないという設定は面白い。ただ,物語としては迷走した感が否めません。特に結末は全く釈然としませんでした。部分部分では面白い箇所も多かったのですけれどね。謎が謎を呼ぶ展開や提示された地球荒廃の秘密が魅力的だっただけに当てが外れたというかなんというか。非常に惜しいものがあります。但し,トム・クルーズとトム・クルーズの一騎打ちは妙に燃えるものがありました。しかし,今作で一番格好良かったのはモーガン・フリーマンですね。地球上に残った人類の指導者としての重厚な存在感がたまりません。オルガ・キュリレンコとアンドレア・ライズボローという物語を彩るふたりの美女も嬉しい。特にアンドレア・ライズボローの生真面目で怜悧な雰囲気がたまりません。バトルシップやドローンなどSF的な機械は説得力がありました。荒廃した地球上に唯一つ存在する超未来的なスカイタワーの対比も非常に映えていたと思います。設定が複雑な割には作中での説明がやや不足していたように思うのもちょっと残念。一度見ただけでは理解の及ばない点も多かったので余裕があれば,もう一度鑑賞して再確認をしたいものであります。物語としてはやや不満も残りますが,視覚的な面からは存分に楽しめる作品でありました。何処かで見たことがある描写がかなり多かったのは苦笑ものでありました。まあ,SFという手垢のついた分野では仕方がないことかもしれませんけれども。
posted by 森山 樹 at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)
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