2013年10月27日

スプリング・ブレイカーズ

〈2013年映画感想31本目〉


スプリング・ブレイカーズ
SPRING BREAKERS
2013年 アメリカ 93分
監督:ハーモニー・コリン
脚本:ハーモニー・コリン
配給:A24/アナプルナ・フィルムズ/トランスフォーマー
出演:セレーナ・ゴメス,ヴァネッサ・ハジェンズ,アシュレイ・ベンソン,レイチェル・コリン,ジェームズ・フランコ,グッチ・メイン,ヘザー・モリス,ジェフ・ジャレット

 アメリカの女子大生たちの春休みの経験を描いた青春クライム映画。それなりに高い評価を受けているようですが,個人的にはあまり面白くなかった。何と言っても,物語があってないようなものというのが非常に辛い。尤も,物語をとやかく言う映画ではないように思います。遊ぶ金欲しさに強盗に入り,楽しいことを求めてギャングと関係を持つ,頭の悪い女子大生の姿がひたすらに描かれるだけの作品であります。陶酔的な映像と音楽はそれなりに楽しめたけれど,逆に言えば楽しめるのはそういった部分だけ。自分が映画という媒体に求める部分は全く醒めた視点で見つめるだけでありました。女子大生たちを留置所から解放したギャング役のジェームズ・フランコのいかれた演技は素晴らしかったけれどね。主人公たる4人の女子大生は頭の悪さはともかく見映えは素晴らしい。当初は主人公格であり,唯一聡明にも強盗に加わらなかったセレーナ・ゴメス演じるフェイスが途中で退場したまま戻ってこなかったことには唖然としましたけれど。いまいち登場人物の立ち位置が掴めなかったのですよね。その意味でも破格の作品と言えるかもしれませんが,個人的には王道を行く定型の作品にこそ美を感じてしまいます。或る意味で想像通りの頭の悪いアメリカ女子大生を描いた作品と言えるのでしょうか。肉感的なアメリカ美人の艶やかな姿を拝めたことだけが唯一の収穫でありました。
posted by 森山 樹 at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)
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