2013年10月29日

劇場版銀魂完結篇

〈2013年映画感想32本目〉


劇場版銀魂完結篇
2013年 日本 110分
監督:藤田陽一
脚本:大和屋暁
配給:ワーナー・ブラザース映画
声の出演:杉田智和,阪口大助,釘宮理恵,雪野五月,石田彰,千葉進歩,中井和哉,鈴村健一,折笠富美子,小林ゆう,甲斐田裕子,南央美,子安武人,山寺宏一,神谷明

 完結篇と銘打たれたアニメ版『銀魂』の劇場版第二作目。如何にも『銀魂』らしい悪辣な笑いと過激な下ネタ,そして燃える展開と泣かせる物語に溢れる作品でありました。出落ちキャラかと思われた映画泥棒があそこまで重要な存在を担うというのが面白い。物語の構成としてはやや複雑ではありますが,過去と未来との交錯が過不足なく描かれておりました。登場人物も完結篇の名に相応しく常連陣は総登場。不満があるとすれば,高杉を除く鬼兵隊や神威,或いは見廻り組の佐々木異三郎と今井信女の登場がなかったということ。特にサブちゃんとのぶたすは大好きなキャラなので残念でありました。坂本辰馬と高杉も扱いとしてはごく僅かだけどね。成長した新八と神楽は素直に格好いい。どちらも銀時を彷彿とさせる装飾があるのが泣かせます。神谷明声のエリザベスの凶悪な存在感も素晴らしかった。病床にあるお妙とあやめ,月詠,九兵衛が交わす会話も心に沁みます。普段はお妙と犬猿の仲であるあやめの言葉だからこそ余計にね。物語としては少々詰め込み過ぎな感じはありますが,ある程度王道の物語と言えましょう。銀時と対峙する魘魅の正体は早い段階で分かってしまいましたけれども。魘魅の元へ銀時を辿りつかせる為に真選組と攘夷党,或いはお妙や月詠,長谷川さんたちが血路を切り開く最終決戦は熱かったです。前作『劇場版銀魂新訳紅桜篇』には及ばずとも十分に楽しめる作品でありました。白夜叉としての銀時の過去が描かれるのかという期待は外れてしまいましたけれどね。此方は原作で語られることを期待しましょう。何はともあれ,完結篇の名に相応しい綺麗にまとまった結末が素晴らしい作品だったように思います
posted by 森山 樹 at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)
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