2013年12月03日

ワールド・ウォーZ

〈2013年映画感想42本目〉


ワールド・ウォーZ
WORLD WAR Z
2013年 アメリカ/イギリス 116分
監督:マーク・フォースター
配給:パラマウント映画/東宝東和
出演:ブラッド・ピット,ミレイユ・イーノス,ダニエラ・ケルテス,ジェームズ・バッジ・デール,ファナ・モコエナ

 世界各地で突如発生したゾンビによる人間襲撃を食い止める為に奔走する男の姿を描くSFパニック・ホラー・映画です。予告篇の段階では一言もゾンビという言葉が使われていないのが,配給会社の姑息な戦略が見え隠れしてちょっと不愉快ではありましたが,作品そのものは素直に楽しむことが出来ました。原作小説好きからの評判は芳しくありせんでしたが,原作を未読の自分には比較する術がなかったことも或る意味では幸いだったのかもしれません。家族の安全を確保する為に世界各地を戦い抜くブラッド・ピット演じるジェリーの姿が印象的でありましたが,何と言っても映画史上で最も活動的かつ能動的に人間を襲うゾンビたちが素晴らしい。特に中盤のイスラエルで対ゾンビ防護壁を乗り越えてくる無数のゾンビたちがたまらないものがありました。今作におけるゾンビはウイルス感染によるものという設定ですが,このゾンビ化ウイルスへの対処法は意外性があって面白かった。但し,前述のイスラエルを埋め尽くす無数のゾンビの襲撃が圧倒的な迫力であったのに対して最終盤はゾンビによって占拠された研究所への潜入という小さい規模になってしまったことによる爽快感の欠如が残念でありました。それなりの緊張感はあったのですけれどね。また,研究所内でのあまりにもご都合主義的な展開も個人的にはちょっと醒めるものを感じます。このあたりは本来構想されていた終盤の展開を事情により実現出来なかった弊害でもあるのでしょうけれども。何はともあれ,ゾンビ映画好きとしては割と楽しむことが出来ました。続篇が企画されているらしいのも楽しみです。
posted by 森山 樹 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 感想(映画館)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/81883313
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック